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会長挨拶

会長挨拶

「世界の人々からも選ばれる街に」第31期会長 長谷平官

 2019年~2020年度 第31期会長を務めさせていただきます。
湖南ロータリークラブの歴史の歩みを肌で重く受け止め、会員皆様の代表として気を引き締め、微力ながら誠心誠意取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願い致します。

31期では、永年、諸先輩の皆様が取り組んでこられました、地域障碍者福祉支援を継続して取り組もうと考えております。「ノーマライゼーション」の思想を継承し就労という問題を念頭に置き、少しでも地域で役立てればと思う処です。
養護学校卒業後の行き先不安、進路に苦慮されている家族、毎年同じ事を言われています。ロータリークラブが出来る事と言えば就労雇用、これこそロータリーの出番だと思っています。
地域で生き生きと暮らしていけるよう作られた障碍者雇用制度が始まって40年が過ぎています。法律で義務付けられた、従業員45.5人雇用している企業が対象で、45.5人に対して2.2%の障碍のある人を雇用してくださいという制度です。達成出来なかった企業は不足一人につき月5万円を国に納付しなければならない罰金制度があります。日本国内では「合理的配慮」という少しの工夫によって、山梨県の機械メーカーでは30人以上の障碍者が働き雇用率は7%に近い、川崎市のチョーク等事務用品を製造する理化学工業では社員80人以上に対し7割を超す障碍のある人達が物づくりに励んでいますと報告されています。
現在、従業員1千人以上の大企業の雇用率は2.16%、50~100人未満の企業は1.60%等、企業規模が小さくなる程雇用率が下がっています。厚労省では中小企業で積極的に取り組んでいる会社へは、社会的な評価を高めていく方向で検討されています。「働く喜び働くことであなたの人生は劇的に変わる」という言葉があります。真剣に職を求める当人の姿が浮かんでくるではないでしょうか。

人を支えるという役割を『官』と言われる人達だけが担うのではなく、教育や子育て、街づくりを地域で社会の一員としてロータリークラブが参画して行ければという思いです。
ロータリークラブ代表、障碍者施設、行政、当人代表の人達でのシンポジウム等を開き、色々なご意見を出し合い少しでも打開出来る様、良い方策が出来ればと願う処です。
又、障碍者雇用だけでなく、少子高齢化が進む中、湖南市では労働力として外国から来られている人達に頼らざるをえなくなっています。現在では湖南市人口の5%を超え増加の傾向にあります。湖南市自体の未来像を描き、外国から来られた人々をどう位置づけるか、長期間日本で働いていると、日本に残る事を望む人も相次ぐのは自然で、いい暮らしをして子供達にはいい教育を受けさせたいと思うのはどこの国の親も同じだと思います。住みやすい環境作りの為にも言語を学ぶ事を法律で取り決め、社会に溶け込みやすくする環境づくりは急務です。
現在、湖南市国際協会が外国人に対しての日本語講座も取り組まれていますがボランティアだけの講座ではなく、正規の湖南市職員としての待遇改善も視野に入れ今後は外国から来られている人々を働き手、としてだけではなく1人の人間としての尊厳を認め合う「共生社会」作りに継続して取り組まなければならない時だと思います。
ロータリークラブメンバーも「四つのテスト」を念頭におき雇用側の立場として行政とも力を合わせ、街づくりに邁進して行ければと願う処です。

その様な事で31期のクラブテーマを、障碍のある人も外国の人からも、
『世界の人々からも選ばれる街に』とさせて頂きました。
1年後には「東京オリンピック・パラリンピック」が開かれます、その時には堂々と胸を張り『福祉の街:湖南市』と言える様、選ばれる街へと思っています。
障碍者雇用の思いを湖南RCが2650地区、日本全国、世界のロータリアンに呼びかけの先陣を切り開いていければ、その為にも会員皆様の絶大なるご指導とご協力の程、心よりお願い申し上げまして基本方針とさせて頂きます。

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